JOURNAL

初出 · Re-birth

求人票を5分で見直す。学生が「働く姿」を想像できる5つの質問

見出し画像

採用のすれ違いノート|第1回

求人票には、仕事内容も、勤務時間も、給与も書いてある。それでも応募につながらない。そんなとき、情報をもっと増やす前に確かめたいことがあります。

「この求人票を初めて読む人は、ここで働く自分を想像できるだろうか?」

もちろん、応募が少ない理由は一つではありません。地域、通勤、待遇、採用時期、会社の知名度など、さまざまな要因が関係します。だからこそ、応募数だけで「会社に魅力がない」「求人票が悪い」と決めつけたくありません。

今回は、経営者や採用担当者が今ある求人票を5分で見直せる、5つの質問を紹介します。

この記事で確認する5つのこと

・入社後の最初の一日が想像できるか

・仕事が誰の何につながっているか

・誰と、どんなやり取りをするか

・未経験から何をどう覚えるか

・応募前に疑問を確かめられるか

1|入社したら、最初に何をする?

「製造ラインでの加工・検品」「営業業務全般」。業務名は書かれていても、初めて読む人には一日の動きが見えないことがあります。

例えば、朝に誰と何を確認し、午前中にどの作業をして、午後にはどんな確認をするのか。すべてを細かく書く必要はありません。最初の一日を数行で説明できるか、考えてみてください。

確認する問い:初めて読む人が「朝、会社に着いた後の自分」を思い浮かべられるか。

2|その仕事は、誰の何につながっている?

仕事内容を説明しても、その仕事が何のためにあるのかは伝わらないことがあります。

例えば「金属部品の加工」という説明に、その部品がどんな製品や現場で使われるのかを加える。あるいは「配送業務」という説明に、届けた先で何が支えられているのかを加える。

仕事の意義を大げさに飾る必要はありません。実際に起きていることを具体的に伝える方が、仕事を知る入口になります。

確認する問い:この仕事がなくなると、誰がどんなことに困るか説明できるか。

3|誰と、どんなやり取りをする?

「アットホーム」「風通しがよい」だけでは、働く人同士の関わり方までは分かりません。

相談は誰にするのか。作業は一人で進めるのか、チームで確認するのか。困ったとき、どんな方法で助けを求められるのか。

実際の職場の様子を、短い場面として紹介できると具体的になります。もちろん、書く内容は事実に限ります。

確認する問い:仕事をする場面に、ほかの誰が登場するか見えるか。

4|未経験から、どんな順序で覚えていく?

「未経験歓迎」「丁寧に教えます」は、企業の思いとして大切です。ただ、応募を考える人には「最初は何ができればいいのか」「覚えるまでどう支えてくれるのか」が気になる場合があります。

ここは、実際の育成方法を確認してから書きます。例えば、最初に見学する工程、先輩と一緒に行う作業、一人で担当するまでの目安などです。決まっていない制度を、あるように書いてはいけません。

確認する問い:入社後1か月の「学び方」を説明できるか。

5|応募する前の不安を、どこで確かめられる?

採用ページを読んで疑問が残っても、いきなり応募するのはためらわれるかもしれません。

仕事内容について質問できるのか。会社見学はできるのか。応募前に確認してよいことは何か。自社で対応できる範囲を明確にし、「質問してもよい」入口を見える場所に置きます。

確認する問い:応募ボタンを押す前に、疑問を確かめる道があるか。

「未経験歓迎」を書き換えるなら

次の文章は、実在企業の事例ではなく、書き方を考えるための架空例です。

変更前:「未経験歓迎。先輩社員が丁寧に指導します。」

変更後の考え方:「最初は○○の作業を見学し、次に○○を先輩と一緒に行います。独り立ちまでの目安や相談方法も説明します。」

大切なのは言葉のうまさではありません。実際の仕事や育て方を確認し、その会社で本当に行われていることに置き換えることです。

今日、5分でできること

自社の求人票を開いて、5つの質問に答えられる箇所へ印をつけてみてください。答えが見つからなかった問いを、一つだけ選びます。

答えを追加する場所は、必ずしも求人票の中でなくても構いません。記入欄に限りがある場合は、採用HP、仕事紹介ページ、見学案内などで補う方法もあります。

一度に全部直すより、まず一つ。見えていなかった仕事の一場面を、応募前の人に届けるところから始められます。

情報がそろっているか。実際に伝わっているか。

この二つは似ているようで違います。Re-birthでは、公開されている採用情報などがそろっているかをAIとRe-birthで一次確認する、無料PRE-CHECKを用意しています。学生が企業を採点するものではなく、学生の実際の反応を測定するReal Viewとも別の取り組みです。

「まず今の採用情報を見直したい」という企業は、こちらから確認できます。

無料PRE-CHECK:https://shiga-rebirth.jp/pre-check?utm_source=note&utm_medium=article&utm_campaign=saiyo_gap_2026&utm_content=01

採用のすれ違いノート|株式会社Re-birth

初出:noteで公開した同じ記事 ↗

公開済みの本文・画像をそのまま再掲載しています。記事中の情報・表現は初出時点のものです。現在のサービス内容は各サービスページをご確認ください。